先日読んだ本の中に、
「なぜ、モノを簡単に処分できるのだろう。自分が持っているモノは、欲しく欲しくて手に入れたモノなので、そう簡単には処分できない。」
というような文章がありました。
私は、3,4年前から断捨離モードに入っています。
それからは、いらないモノはどんどん処分しています。
そして、自分の身の周りにあるモノの中で、「欲しくて欲しくて、やっと手に入れたモノ」があるかどうか考えてみました。
そもそも高価なモノを持っていませんし、どうやら、そういうモノはなさそうでした。
強いていえば、「家」でしょうか。
でも、思い出しました。
若い頃は、雑誌やTVなどの影響を受けて、服飾品など欲しいモノがたくさんありました。
十代の頃は、ファッション誌「mc シスター」が好きで、その中のモデルさんが着る服や靴が欲しくてたまりませんでした。
お小遣いを貯めて、DO FAMLY! の服を買いに、ドキドキしながら原宿の街を何時間も歩いたものです。
懐かしいです〜
今は、身につけるものは便利でシンプルなモノが一番良いと思っています。
その他のモノでも、必要性がないけれど欲しいモノは特に思いつきません。
(高価なモノは、初めから手に入れるという発想にならないのかもしれませんが)
欲しくて欲しくてたまらないモノを、ようやく手に入れたときのあの頃の幸福感〜
振り返ると幸せだったと思います。
けれども、
欲しいモノがない=全てある
だとすると、
今は、やはり幸せなんだと思います。